スマートフォン向け機能をリリース

スマートフォン向け機能をリリース

製薬・医療業界に特化したシステム開発及びインターネット関連システムの開発、企画運営、プロモーションサービスを手がける株式会社ミュートス(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:富山 慎二 以下、ミュートス)は、副作用・感染症報告業務に関わる副作用情報収集管理システム「MESICOT®(名称:メシコ)」に、スマートフォン向け機能をリリース致しました。

■ 製品概要

本製品は、製薬企業が行う副作用報告業務の中でも、副作用情報の収集管理に特化したシステムです。
これまで副作用報告業務にかかわる製品(サービス)としては、当局(Pmda:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)に報告することを目的としたデータ管理が主流でしたが、本製品は、当局報告に至るまでの安全管理統括部門やMRの業務に着目し、メールや電話、FAX等で煩雑になりがちな関係各所とのコミュニケーションを、効率的かつ正確に行うことを可能とし、報告漏れや遅延を防ぐことを実現しています。

■ 開発の背景

本製品は、安全管理統括部門だけでなく営業部門に所属するMRも利用するため、外出先からでも操作できるようタブレット端末にも対応していましたが、スマートフォンを主に利用されている企業様から、もっと簡単に早く報告を行いたいとのご要望を受け、この度スマートフォン向けの機能を追加致しました。
この機能追加により、外出先でノートPCやタブレット端末をカバンからわざわざ取り出すことなく、入手した情報を、その場で直ぐ簡単に報告することが可能になります。

■ 新機能紹介

今回、スマートフォン向けに対応した機能は以下のとおりです。

◇ 主な機能 ◇
・ タスク一覧(調査結果、症例)
・ 症例入力
・ 症例一覧・詳細
・ 状況確認一覧・詳細

ポータル(症例一覧)画面

症例詳細画面

■ 今後の展開

現在、調査票や連絡票等の帳票を自動で取り込む機能や、人工知能を用いた過去症例とのマッチングや問い合わせ機能を開発中です。また、地域医療システムや調剤薬局・ドラッグストア、SNS等のソーシャルネットワーク等、様々な入手経路からの情報収集にも対応を行う予定です。<br>将来的には、副作用報告業務に対応した本製品(MESICOT)だけでなく、市販後調査や市販直後調査のシステムとも連携し、安全性情報の管理業務を一括でご利用頂けるシステムの実現を目指しています。

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